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Number_iの曲はダサい?意見が賛否分かれる理由とは

Number_iがデビューして以来、SNSやレビューサイトを見ていると「かっこいい」「今までの日本にいなかったタイプ」という称賛の声と、「ダサい」「無理してる」という辛口の声が、驚くほどはっきり分かれているのに気づく。同じ楽曲を聴いているはずなのに、なぜこれほど評価が割れるのか。今回はその理由を、音楽的な特徴とファン文化の両面から整理してみたい。

目次

Number_iというグループの立ち位置

平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太の3人によるNumber_iは、旧ジャニーズ事務所の看板グループのメンバーだった3人が独立して立ち上げたユニットだ。King & PrinceというTHE王道アイドルグループの中心にいた彼らが、あえて従来のアイドル路線とは異なる、ヒップホップやEDM色の強いサウンドに舵を切ったことが、まず大きな話題になった。

デビュー曲「INAZUMA」は、キラキラした王道アイドルソングを期待していたリスナーの想像を裏切る、荒々しくビートの効いた楽曲だった。この「振り切り方」こそが、賛否両論の出発点になっている。

「ダサい」と感じられる理由

1. 英語詞・カタカナ英語の発音への違和感

Number_iの楽曲は英語混じりのリリックが多く、ラップパートも目立つ。ネイティブに近い発音を目指している部分もあるが、聴く人によっては「無理に洋楽っぽくしている」「発音が中途半端」と感じられることがある。海外のヒップホップやK-POPのグローバルスタンダードと比較されやすい分、粗が目立ちやすいという構造的な事情もある。

2. 過剰にも見える演出とビジュアル

MVでの派手な演出、力強いダンス、挑発的な表情や振る舞いは「かっこよさの主張が強すぎる」と受け取られることがある。特に、これまで清潔感やアイドルらしい親しみやすさを重視してきた層からすると、急激な路線変更に戸惑いや拒否反応が出やすい。

3. 既存の「アイドル像」とのギャップ

King & Prince時代のイメージを持ったまま聴くと、Number_iの音楽性はあまりに異質に映る。人は既存のイメージとのギャップが大きいほど、それを「違和感」や「ダサさ」として処理しがちだ。これは楽曲そのものの質というより、リスナー側の期待値とのズレによるところが大きい。

「かっこいい」と評価される理由

1. 意図的な方向転換としての評価

一方で、この路線変更を「アイドルの枠を超えようとする挑戦」と肯定的に捉えるファンも多い。従来の日本の男性アイドルがあまり手を出してこなかったハードなヒップホップ・EDM路線を前面に出すことで、独自のポジションを築こうとしている、という見方だ。

2. グローバル市場を意識した戦略

K-POPが世界的に確立したフォーマットに対して、Number_iはあえて「日本発」でそれに近い、あるいは異なる方向性を模索しているとも言える。英語詞やダンスパフォーマンスの強化は、海外展開を見据えた戦略という文脈で語られることも多く、この視点に立てば「ダサい」ではなく「意図的な挑戦」として肯定的に映る。

3. 一貫したビジュアル・世界観の構築

賛否はあれど、Number_iは楽曲・MV・ステージ演出において一貫した世界観を作り上げている。断片的に切り取れば奇抜に見える要素も、通して見ると統一感のあるブランディングとして機能している、という評価も根強い。

結局、評価はなぜ分かれるのか

こうして整理してみると、「ダサい」対「かっこいい」の対立は、単純な楽曲のクオリティ議論というより、次のような軸のズレから生まれていることが分かる。

  • 期待値のズレ:王道アイドルを期待していたか、新しい表現を期待していたか
  • 比較対象のズレ:日本のアイドルシーンを基準にするか、海外のヒップホップ/K-POPを基準にするか
  • 好みのズレ:カタカナ英語やオーバーな演出を「愛嬌」と見るか「痛さ」と見るか

つまりこの論争は、Number_iという一グループの問題というより、「日本のアイドルはどこまで海外基準に寄せるべきか」「かっこよさとは何か」という、もっと大きなテーマを映し出す鏡になっている面がある。

まとめ

Number_iの楽曲が「ダサい」か「かっこいい」かは、最終的にはリスナーがどんな音楽的文脈で聴いているか、そしてどんな期待を持って接しているかに大きく左右される。挑戦的な方向性であるがゆえに好みがはっきり分かれるのは、ある意味では狙い通りとも言えるかもしれない。賛否両論を呼ぶこと自体が、無難な選択をしなかった証でもある。あなた自身はどちらの立場で聴いているだろうか。

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この記事を書いた人

timelesz project(タイプロ)にはまったアラサーです。
タイプロでの推しは前田大輔くん。
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